皆さん、こんにちは!山中湖のマイアミです。
いつもご視聴と動画へのコメントをたくさんありがとうございます。「私も移住したいです!」というコメントが増えてきまして、私にとっても山中湖ファミリーが増えることは大きな喜びであります。
今は9月上旬。ですが、台風10号。今週はずっと雨の予報で、山小屋は寒いです。あっという間に温泉に入りたい季節になってまいりました。
今回は、山中湖の2大温泉施設、紅富士の湯と石割の湯温泉の比較をしてみたいと思います。と言いますのも、「どちらが良いですか?」という質問をよくいただきます。特に外国人からこの質問は圧倒的に多いですね。ですが、地元の人の間でも意見が真っ二つに分かれるのが面白いところで、先日10人ほどの村民の方にどちらが好きかたずねてみたところ、なんと見事50:50になるという結果でした。
予備知識として知っていただきたいこととしては、山中湖は温泉郷ではないということです。そのため天然温泉に入れる宿の数も非常に限られ源泉かけ流しはありません。温泉宿については独自で調査してまとめたブログ記事がありますので、そちらをご覧ください。
何度でも泊まりたい!天然温泉に入れる山中湖の宿9選!
「温泉宿ないの?」と思われるかもしれませんが、ご心配なく。
山中湖にはアクセス便利な2つの温泉施設があります、それが山中湖の紅富士の湯と石割りの湯です。全国的に見てもめずらしいpH10以上を誇る高アルカリ性を有する、お肌つるつるのお湯です。
※現在は営業時間を大幅に変更しています。必ず各施設にご確認ください。
紅富士の湯 | 石割の湯 | |
アルカリレベル | 10.3pH | 10.2pH |
入場料(大人) | 800円(村民300円) | 800円(村民300円) |
営業時間 | 10:00〜21:00 | 10:00〜21:00 |
休館日 | 火曜日 | 木曜日 |
駐車場 | 220台+バス4台 | 150台 |
Wi-Fi | あり | 不明 |
富士山眺望 | あり | なし |
マッサージサービス | あり | なし |
岩盤浴 | あり | なし |
マッサージチェア | あり(多) | あり(数台) |
サウナ | ドライサウナ、ミストサウナ | ドライサウナ |
露天風呂 | 檜(ぬるめ)、岩(あつめ) | 檜(ぬるめ)、岩(あつめ) |
その他風呂 | ぬるま湯、ジェットバス、簡易的なベビーバス | ぬるま湯、寝ジェットバス |
食事処 | あり | あり |
リラクゼーションルーム | VIPルームあり、畳式 | 畳式 |
ゲーム | UFOキャッチャー、カーゲーム、プリクラ | 不明 |
TVスクリーン | あり(大) | あり(小) |
土産 | あり | あり |
有料個室 | あり(3時間3,000円) | あり(3時間3,000円) |
その他 | 宴会料理、わかさぎ持ち込み料理サービス | 不明 |
※2020年9月現在 参照/公式HP 現在はコロナによりイレギュラー
大きな違い①場所
まず大きな違いとして、位置する場所です。紅富士の湯は山中湖の西側、ちょうど反対側東側にあるのが石割の湯です。ですので、単純にアクセスだけで選ぶのであれば、
山中湖ICを利用される方、山中地区にお泊りの方→紅富士の湯
道志みちを利用される方、石割山登山に行かれる方、平野の宿を利用される方→石割の湯
を利用するのが自然な流れになるかと思います。
大きな違い②富士山眺望
大きな違い2番目、それは富士山の眺めです。
紅富士の湯→富士山が見える
石割の湯→富士山が見えない
紅富士とは雪がかぶった冬の富士山が朝日に照らされピンク色に染まる現象。そんな紅富士が見られるということで、冬のある期間は紅富士の湯のみ朝6時から営業。
大きな違い③規模
大きな違い3番目は施設の大きさです。
紅富士の湯→大きい
石割の湯→コンパクト
紅富士の湯施設は大きく館内は広々としています。
駐車場の数だけみても普通車220台+大型バス4台分のスペースがあります。一方、石割の湯には大型バス用のスペースがありません。
建物や休憩スペースにおいても紅富士の湯の方が広く、お風呂で言うと、どちらにも檜の露天風呂、岩の露天風呂、ジェットバス、ぬるま湯、サウナがあります。また、どちらにも土産屋、食事処、有料個室、マッサージチェアー(数は紅富士の湯が多い)などが揃っており、紅富士の湯を「ぎゅっ!」とコンパクトにした施設が石割りの湯と思っていただければ良いと思います。入場料も営業時間も同じ。
※現在はコロナの関係で営業時間がイレギュラーになっています。事前に必ず調べてからご利用ください。
紅富士の湯にあって石割の湯にないもの
(2020年時点)
・Wi-Fi
・ミストサウナ
・簡易的なベビーバス
・岩盤浴
・人間の素手によるマッサージサービス
・VIPなリラクゼーションルーム
(これは結構気が付かない方が多いのではないかと思います。いつも空いています。1Fの奥の扉をあけると革質のVIPチェアがずらっと並んでいて良い具合に薄暗くなっています。ここではおしゃべり禁止になっているので昼寝を邪魔されることもありません)
・自分で釣ったワカサギを調理してくれる(有料)
(その様子は他のビデオにまとめてありますのでぜひご覧ください)
・プロお断り!子どもも釣れるUFOキャッチャー
(ハンドスピナーが流行っていた時に挑戦。素人の私でも一発で取れました。今は何を扱っているか分かりませんが、ぜひ、やってみてね!)
また、紅富士の湯にも石割りの湯にも食事処があります。
独自のアンケートによると石割りの湯のほうがメニュー豊富だという意見もありました。また、温泉と貸切個室での宴会料理がセットになったお得なプランがあるので、忘年会での利用もオススメです。
お土産の品揃えに関しては、紅富士の湯でしか手に入らないもの、石割りの湯でしか出に入らないもの、どちらもあります。紅富士の湯で買ったことのあるお土産は斬新なデザインのTシャツです(アーティスト不明)。
カラフルなkichijitsuの御朱印帳も手に入ります。
石割の湯では乳液やガラスの爪磨きなど、美容グッズが充実。たまに100円セールなどで格安で山中湖や富士山グッズを手に入れることができます。野菜や食べ物も安く種類も豊富です。
利用客層ですが、紅富士の湯は規模が大きく大型バスを停められる点、観光客の利用が多い。外国人グループに遭遇する確率も高い一方、石割の湯は地元の方の利用が多い印象。アットホームな雰囲気です。
山中湖村民になると70歳以上の方の利用が無料。石割は由来通り、大きな岩があります。庭には人が一人すっぽり入れそうな大きな灯籠がある。パワースポットと言う言葉がピッタリ、行くだけでご利益がありそうです。
温泉スタンドもあります。
いかがでしたか。
個人的には移住前には、山中湖ICからのアクセスの良さから紅富士の湯を利用していました。現在は村民になり子どもとサッとお風呂を済ませたい時にコンパクトな造りの石割の湯を利用しご近所さんとの交流(井戸端会議)を楽しんでいます。
西の紅富士の湯と東の石割の湯。
皆さんはどちら派ですか?
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