山中湖の冬はこう暮らす!移住前に知っておきたい気温・雪・道路状況

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皆さん、こんにちは!山中湖の観光と田舎暮らしアドバイザーのマイアミです。前回の動画に引き続き、ご質問をいただきましたので回答させていただきます。

 

「一年後に山中湖に移住を考えているものです。冬の道路状況や暖房のことなど教えてほしいです。」

 

山中湖の冬について詳しく知りたいというリクエストが最近多くなりましたので、これを機会にまとめさせていただきました。

全体的に山中湖の冬は寒いという話なのですが、だから移住はやめよう、とそういう話をしたいのではなく、なぜ山中湖で冬を越すことが素晴らしいのか、という話をしたいと思いますので是非最後までご覧ください。

 

山中湖の冬の概要

夏は涼しく、冬の寒さがきびしいのが、山中湖村の気候の特徴です。寒い県ランキングというのを見つけたのですが、全国で見ても7番目に寒い県が山梨県です。一位はもちろん北海道。47位は沖縄県でした。

 

2019年の気象庁のデータを見ると、日平均10.5℃、日最高が16.4℃。ちなみに府中の日平均15.8℃ 日最高20.8℃でしたので都内より約5℃低いことになります。

 

月別に見ると最低気温がマイナスになった月は11月〜5月。マイナス12℃を下回った月が1月と2月と一番寒くなりました。冬の山中湖は日平均気温が2℃くらいになります。

私も動画のなかで半年間薪ストーブを燃やします、とお話しますが、その理由がおわかりいただるかと思います。

移住初日の雪ストーリー

私達は2019年の2月1日に移住してきたのですが、夜7時頃に山中湖インターチェンジを降りた瞬間に今まで何ともなかった天気が急変し雪が降り出したかと思うとあっという間に積もってしまいました。車はスタックしてしまったので車を乗り捨て、歩いて山を登ったという雪の洗礼にあいました。その時、身体のぶるぶるが止まらないほど寒くて、寒さに慣れてない身体がものすごく寒かった記憶があります。

 

初日から大変なことになったと思いましたが、主人は山中湖に歓迎されたと感じたそうです。改めて2019年2月1日19〜21時頃の気温を気象庁で調べるとー10℃でした。

 

ですが、後から地元の人に聞いて驚きましたが、どなたも「今年は暖かい方だった」とおっしゃっていました。

家の暖房器具や服装について

移住した初期は石油ストーブとガスストーブを使っていましたが、あまり暖かさを感じなかったのと、長い目で見た時のコストが掛かるということで薪ストーブに変えました。薪ストーブ自体も色々なタイプを試してみましたが、今使っているホンマ製作所の鋳鉄(ちゅうてつ)のものが一番あたたかくこれに落ち着きました。

 

初期の時計型ストーブ↓

小さい薪ストーブなのですが部屋と身体を芯からあたためてくれて、うまく燃えると熱すぎて岩盤浴状態になることもあります。燃料になる薪は主人が作れる時にコツコツ作って準備してくれています。

 

 

山小屋ではありませんが山中湖村の地元の方の古民家に一番寒い時期にお邪魔したことがあるのですが、そのお家は石油ストーブとこたつを使っていました。すごいあたたかかくてずっと入っていられました。こたつも良いなと感じました。

 

ペレットストーブを使っているところもありますが使ったことがないので実際あたたかいかアドバイスできず申し訳ありません。リゾートマンションに住んでる知人の中には、6帖くらいのお部屋にガスストーブを使っていました。こまめに消してましたが、消した瞬間に一気に寒くなります。また、エアコンをかけているリゾートマンション住まいの方もいらっしゃいます。これももちろん暖かいとおもいますが同じく、消せば寒くなりますでのつけ続けておく必要があります。

 

その点、薪ストーブは消した後もかなりの時間あたたかいです。消した後と言いますか、何もしないでおいて完全に消えるまで時間が掛かるということですね。完全に火が消えた後もしばらく暖かいです。

近所の友人のお家は新築のキレイなお家で、うちより遥かに大きい立派な薪ストーブを使ってらして、それがすごく暖かいしインテリアとしても素敵なので主人が薪ストーブを買い換えるきっかけになりました。光を取り入れる大きな窓もたくさんあり、日当たりも最高でいつもポカポカしているお家です。

 

余談ですが、よく知る友人にもアンケートしたところ、平屋でエアコンを使っているとのことでした。身体には普段から脂肪を蓄えているそうでナチュラルな断熱材を身に着けているそうです。あと、部屋を片付けると寒くなるので、散らかしたままにしているそうです。

 

エアコンだから良いとか悪いとか、石油だから良いとか悪いとか、言いたいわけではなく、その家に適した暖房器具を見つけられれば良いと思うんですね。最初は試行錯誤かもしれませんが、実験を繰り返せばきっと良い方法が見つかると思います。

 

冬を越すための服装ですが、もうこれは全身ワークマン。パジャマもワークマンで乗り越えられます。ワークマンの防寒着は無敵です。コストパフォーマンスも良いです。なので私は時々動画でもワークマンレビューをやっています。首周りには気を使っていまして、ネックウォーマーがあるだけで随分違います。

 

小さなお子様やペットがいる場合、自分以外にも温度調節をしてあげなければならない点、少し大変になりますが工夫をしながらなんとかやっています。例えば、夏と冬では寝室を変えています。夏は皆それぞれ好きなところで寝ますが、冬は薪ストーブに一番近い一部屋に固まって川の字になって寝ます。その方があたたかいです。特に小さな子供は寝る時に湯たんぽみたいに熱を出すので一緒に寝るとあたたかいです。猫も基礎体温が高いのであたたかいです。

付け足すとすれば、水道は凍結防止にちょろちょろ出し続けなければなりません

 

道路状況について

雪は振ります!ですが、主要道路は素早く除雪が入ります。入らない道もあるので、移住の際は除雪が入る道路かどうか必ず確認してください。実際私の山小屋の前の道は幸い入るのですが、一本向こうへ行くと入りません。除雪が入らない場合外に出られなくて家に閉じ込められることになりますので注意が必要です。

車は4駆が必須です。と言う我が家はまだ2駆です。除雪のおかげで2駆でもなんとか冬を乗り越えられました。チェーンは積んでいますが、今年は使う場面がありませんでした。もっと怖いなと思ったのが凍結の方です。私はバイクにのるのですが、結構危険な場面が2回くらいありました。繰り返しになりますが、車は4駆が必須です。

 

除雪車が入ると言っても、家の門までの雪かきは自分でやらないとならないので、物件を選ぶ時は除雪が入る道沿いかを確認するとともに、門まで出やすい物件なのかも見ておきましょう。これは結構大事だと思います。

山中湖の冬の楽しみ方

山中湖の冬景色は素晴らしいものです。まず何と言っても雪をかぶった富士山。富士山から一番近い湖、山中湖から見られる富士山は大迫力です。またダイヤモンド富士がある一定の期間をのぞいては約4ヶ月間見続けられるということでダイヤモンド富士の聖地とも呼ばれていて全国からカメラマンが押し寄せます。ドーム船でワカサギ釣りもやりましたね。美味しいし最高でした。また、山中湖の冬のイベントと言えば美しいイルミネーションファンタジウムと雪まつりです。

 

ダイヤモンド富士↓

イルミネーションファンタジウム(花の都公園)↓

ワカサギドーム船↓

雪まつり↓

ちょっと話はそれますが、私の母はアルピニストです。日本100名山ではものたりず200名山を制覇して、それでもものたりず三浦雄一郎さんの低酸素トレーニングルームでトレーニングしてエベレストやヒマラヤ縦走など海外を歩いて、それでもものたりず今度は雪山目指す!と言って練習を初めて、なんでわざわざ雪山?と理解できなかった私ですが、その気持ちが、今は分かるような気がします。

 

実際山中湖の厳しい冬を乗り越えてみて、冬を乗り越えられたときの達成感はなにものにも変えられない充実感があります。これは是非経験していただきたいと思います。身体も寒さに強くなったと思いますし自信にも繋がりました。

わざわざなぜ、不便な暮らしを選択するのかと思われるかもしれませんが、こういった厳しい冬の生活から学べるものがたくさんあります。冬を乗り越えるために薪を準備する、身体を鍛えて筋肉をつけておく、どうしたらもっと良くなるか考え目標に向かって着々と向かっていく、こういった目標達成の方法が頭ではなく身体に染み付くし自然が教えてくれます。

これは学校で学ぶことは難しい、子供にとっては貴重な体験だと信じています。お金を払って良い暖房機器や乾燥機揃えれば済んじゃうかもしれませんが、なんだか生活をより忙しくする気がするような。。。その先がエンドレスというか。人間は一つのことが解決して快適になると次の問題を探し出すもので、それには終わりが見えないか。

だから、未解決のものをとりあえず未解決のままにしておいて、家族で考えながら少しづつ改善していく感じが楽しく、日々幸せを感じられることのように思います。

 

我が家の庭に訪れる動物たち↓

これを人間の退化というのか進化というのか、私は分かりませんが、質問者様のように山中湖に移住を考えているということは、そんな生活に私のように魅力を感じる、ひかれるものがあるからではないでしょうか。そうであれば嬉しいと感じます。

6、おまけ(黒板五郎さんの名言)

最後に、私が大好きな北の国からの黒板吾郎さんの名言をご紹介して終わりたいと思います。

 

いずれ、あいつらが大人になったらいや、二年でもいい、一年でもいい

時期が来たらあいつらに自分の道は自分で選ばせたい。ただ、その前にオレは、あいつらにきちんとこういう暮らし方も体験させたい。東京と違うここの暮らしをだ。それは、ためになるとオレは思ってる。

 

金なんか望むな。倖せだけを見ろ。ここには何もないが自然だけはある。自然はお前らを死なない程度には充分毎年喰わしてくれる。自然から頂戴しろ。そして謙虚に、つつましく生きろ。それが父さんの、お前らへの遺言だ。

 

by黒板五郎

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