薪ストーブ3種類を山小屋で使って比較した!鉄とステンレスどっちがいいの?大きさは?

みなさん、こんにちは!山中湖のマイアミです。

 

今回の動画では主人に登場してもらい、薪ストーブについて対談しました。

私たちは薪ストーブ初心者ですが、山中湖へ移住して一年の間に失敗を重ねながら3種類の薪ストーブを使用しました。

 

これから薪ストーブ購入をお考えての方にとって、参考になる内容になれば嬉しいです。

 

時計型薪ストーブ AF-60

メーカー:ホンマ製作所

材質:鉄

価格:4,800円

選んだ理由

・主人が子どもの頃に触ったことがあり、使い慣れていたから。

・値段が手ごろだから。

良かった点

・湯を沸かしながら料理ができた。

・軽い。

・キャンプやBBQ、災害時に重宝される。

課題点

・時計形という少し変わった形状により、薪が思ったより量が入らなかった。太い薪、長い薪があまり入らなかった。

・鉄製のため雨ざらしにしてしまった時にさびてしまった。

・壁が薄いため熱しやすく冷めやすい。




角型薪ストーブ

メーカー:新保製作所

材質:ボンデ鋼板

価格:8,250円

選んだ理由

・前の時計形ストーブがさびてしまったから。

 

良かった点

太い薪も長い薪もたくさん入る。

・デザインがシンプルでインテリアとしてはお洒落。

課題点

・一番寒い時期に、なかなか火が着かず温かくならなかった。

・壁が薄いため熱しやすく冷めやすい。

・部屋中煙がもくもくしてしまう。

薪ストーブ HTC-50TX

メーカー:ホンマ製作所

材質:鋳鉄

価格:88,500円

選んだ理由

・一番寒い時期に部屋をしっかりあたためたかったから。

 

良かった点

・厚い鉄の塊なので蓄熱性が高く、一度火が着けば消えた後もずっとあたたかい。

・温度調整がしやすい。

二次燃焼がおきる。

・下から空気が入り、着火しやすい。

・ガラス越しに中の様子が見える。

鉄もガラスも放射率が高い。周辺があたたかい。

・小さいサイズのものでも20畳くらいの部屋が充分あたたまる。

 

課題点

・100kg近くあります。導入には男性二人がかりでも大変。

オーバーヒートすると部屋が岩盤浴のように熱い。(山中湖では課題とは言えないかもしれません)

二次燃焼とは、簡単に言うと煙や灰まも完全に燃えるまで熱くなるということです。実際に最初の2台は二次燃焼がおきないため、蓋を開けると部屋中が煙でもくもくしていました。夜までには家具や窓が灰や塵で真っ黒になり、ふき掃除が大変でした。




私は朝の薪ストーブを担当しています。

最初に買った二台は本当に寒い日は素人の私では火が着くまでに数時間はかかりました。3台目の薪ストーブにしてからは、しっかり乾いている薪と炊きつけがあればすぐに燃えてくれます。

 

ただ、動画の中でも主人が話していますが、どんなに薪ストーブが良いものでも、良い薪煙突がなければうまく燃えません。逆に言えば、良い薪と良い煙突さえあれば最初の2台の様な簡易的な薪ストーブでも、十分使えていたのかもしれません。

 

あたたかさに関してはストーブの厚みが重要だと言います。私たちのように寒い山小屋暮らしをしている家で部屋をあたたかく保ちたいのであれば、厚みのある鉄製のストーブをおすすめします。

 

それ以外の目的での使用であれば、値段がてごろな時計形ストーブで練習してみるのがおすすめです。

 

≪おまけ≫

使わなくなったガスボンベで作った薪ストーブです。知人に作ってもらいました。

こちらは残念ながら山中湖の冬には勝てず、庭で焼却炉として使用することにしました。

薪や煙突については、また書きたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

都内より約90分(日帰り可)、標高約1,000m、富士山から一番近いリゾートランド山中湖へ是非遊びに来てください!

 

コメント