森のアルム ケーキ＆サンドイッチ メニュー（イタリアンカフェ）

皆さん、こんにちは！山中湖のマイアミです。

標高約1000メートル、都内から90分のアクセス、富士山に最も近い高原リゾート、山中湖。

観光で訪れる方はもちろん、最近では別荘を持ち二拠点居住をする方、完全移住に繋げて定住される方も増えてきたように感じます。

そんな観光地である一方、山中湖に意外と少ないものが実はカフェなのです。

そこで今回は、山中湖に来たら絶対に外せないカフェレストラン「森のアルム」をご紹介。特別に取材させていただきました。参考になれれば嬉しいと思います。

山中湖南側に位置するカフェレストラン「森のアルム」は10番道路を入ってすぐ左手にあります。駐車場もあるため、車でもお越しいただけます。

①のところが「森のアルム」の場所です。
⇓

取材は2月の冬真っただ中。ひときわ目を引く個性的な外観でありながら、自然の中に溶け込んでいます。

こちらは2019年8月に訪れた時の写真。緑が出て花がとてもきれいです。

「アルム」とは

森のアルムの名前の由来は、料理を学ぶために店主が訪れた北イタリア、アルト・アディジェ州にありました。（ドイツ語圏）

この季節限定の小屋は元々は毎年夏になると牛を放牧しに来る人たちのための小屋なのだそうですが、山々に囲まれたこの地域は多くのハイカーたちでも賑わい、レストラン兼ホテル経営も多く小さい子供が手伝いをするほど大盛況なのだとか。

ご主人様とはイタリアの料理学校で出会われたそうです。

このような建物になった理由をうかがったところ、石の屋根や塗り壁と言ったイタリアの世界を取り入れながら人目をひく珍しいものを作りたかったそうです。

現在のメニューは大きく分けて、サンドイッチ、ケーキ、ドリンク。

どれも美味しそうで迷ってしまう！と言う方は毎回違うメニューにトライしてみてくださいね。欲張りな私はサンドイッチもデザートもどちらもいただきます！

天気が良いのでテラス席へ。

店主様にチョイスをお任せして。。。

【りんごのタルト】スライスしたりんごに、干しぶどう、松の実、シナモンを加えタルト生地で包んで焼き上げた北イタリア、アルト・アディジェ地域オリジナルのアプフェル・シュトゥルーデル

流行りではないオーソドックスな北イタリアのケーキ。他ではいただけないオリジナルメニューで、日本にいながら本場のケーキを味わうことができます。森のアルムに初めて来たらこのケーキから。

【ダブルソーセージのルントシュトックサンド】自家製ウインナーとハーブソーセージ、ケチャップ、フレンチマスタード、バター

ドイツに一ヵ月滞在したことあるマイアミにとってどこか懐かしさを感じる味。子どものおやつにTake Outすることもあります。

【コケモモジャムのお湯割り】富士山奥庭で自生するベリー系の実のジャムのお湯割り

コケモモはアルト・アディジェにも自生しているそうです。

一度食べればまたその素朴な味が恋しくなり、リピートしてしまうことでしょう。

【山中湖に来た理由】インタビュー

旅行がご趣味だという店主様。愛知県ご出身ということですが、山中湖でお店を開いた理由は何だったのですか？

-小学生の頃から山中湖へ旅行に来て釣りなどを楽しんでいました。富士五湖周辺が大好きで、標高1500mのアルト・アディジェ地域の気候にも山中湖が似ていたことから、「レストランを開くなら山中湖で！」と決めいました。

山中湖生活で気に入っているところは何ですか？

-毎日変わる富士山と湖の表情、その雄大な景色を見ていると、キュッとなった気持ちがほぐされます。この自然はリラックスの材料で、落ち込んいる時に見ると元気になります。一番は、夏涼しいのが快適です。

落ち着いたらランチメニューやそば粉料理も提供再開したいとのことです。

山中湖に来たらハイキングの帰りに、湖周散歩の寄り道に、アルムの世界に迷い込んでみてはいかがですか？素朴な味わいの料理と北イタリアの風を是非森のアルムで感じてください。